葉酸について

妊活には葉酸だけでなく鉄分・亜鉛・カルシウムも必要?

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妊活には葉酸!って良く言われますが、実際に葉酸サプリを見ていると葉酸以外に鉄や亜鉛、カルシウムが含まれたサプリが多いんですよね。

葉酸以外のこれらの栄養素は妊活に必要なんでしょうか?どんな影響があるのか疑問に思ったので調べてみました~!

ちなみに妊活に取り組む男性に必要な栄養素は前に記事にしています☆

鉄分は女性にとって必須の栄養素!

鉄分は血液中のヘモグロビンの成分であり、酸素を体全体に届ける役割があります。不足すると貧血になるのは有名ですね。

女性にとってはなじみ深い栄養素といえます。

鉄分は妊活にダイレクトに影響する

鉄分が不足して酸素が十分に体に届けられなくなれば、体の組織の本来のはたらきが低下します。

子宮や卵巣など妊活にとって重要な器官のはたらきが低下すれば、当然に妊活にとって良くない影響をもたらすことが想定できます。

また、鉄分が不足すると卵胞ホルモンや黄体ホルモンといった女性ホルモンの合成がうまくいかなくなります

ご存知のとおり、妊娠はこれらの女性ホルモンが適切に分泌されることにより成立しますので、女性ホルモンの合成がうまくいかなければ妊娠は難しくなります。

加えて、妊娠中にも鉄分は引き続き摂取することが求められます。赤ちゃんがお腹の中で大きく成長するためにも鉄分が必要となるからです。

ただでさえ、女性は月一回の生理によって血液が定期的に失われます。

現代の女性の多くは鉄欠乏に陥っているとの報告もありますので、鉄分については意識的に摂取したい栄養素といえますね。

ちなみに私は、出産直後の血液検査で鉄分の値が低く鉄剤を投与されました。

産後しばらくは精神的にも鬱っぽくなっていたのですが病院で処方された鉄剤を飲むようになったら気分がかなり良くなったことを覚えています。

思いのほか体の状態が精神面にも影響するのだということを、身をもって体験しました。

鉄分を効率よく摂るなら肉類がオススメ

鉄分には、非ヘム鉄とヘム鉄の2種類があります。

非ヘム鉄は、ほうれん草や海藻といった植物に含まれる鉄ですが、これらの食品を摂取した場合の体内への吸収率が5%と以下とかなり低いのです。

これに対し、ヘム鉄は肉や魚などの動物性の食品に含まれるもので、吸収率は10%~30%と非ヘム鉄に比較すると高いのです。

したがって、鉄分を摂取したいときは極力ヘム鉄の含まれる食品を意識するといいでしょう。

特にヘム鉄が多く含まれる食品はレバーや赤身の肉、カツオと言われています。

とりあえず「見た目赤いやつ」と思っておけば、だいたい合っています。

カルシウムは出産準備として摂取しておこう

カルシウムも現代女性にとっては鉄と同様、普段の食事では不足しがちな栄養素と言われます。

カルシウムは骨の形成に深くかかわっており、特に妊娠中には赤ちゃんの成長のために必須の栄養素といえます。

したがって、カルシウムについては出産までの準備として妊活段階から摂取することが望まれます。

またカルシウムは妊娠に至る体の作用に関わっているとされます(三宅「生殖整理におけるカルシウムイオンの役割」)。

例えば、卵子においては受精の瞬間にカルシウムイオン値の上昇が観察されたとのことです。

上記研究については、カルシウムが不足した場合に受精率が低下するかについてまで結論付けるものではありませんが、いずれにしてもカルシウムが妊娠成立にとって重要な役割を演じていることは事実といえます。

亜鉛は男性だけでなく女性も摂取したい

亜鉛は男性の生殖機能にとって必須の栄養素であることは有名ですが、女性の妊娠にも深くかかわっています。

亜鉛は、女性の排卵や着床に関わるホルモンの合成や適切な作用に関わります。特に、下垂体で作られる卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの働きを高め、卵胞ホルモン・黄体ホルモンの分泌を促進します。

これらのホルモンは、女性の月経や妊娠に深くかかわりますので、亜鉛は女性にとっても欠かせない栄養ということができます。

亜鉛を食品から摂取する方法については、以下の記事でも記載しました。わかりやすいように該当箇所を引用しておきますね。

妊活は夫婦一緒に頑張ろう!子作りのために男性ができること

「亜鉛は動物性の食品に多く含まれます。具体的には、牛もも肉や牛肩ロース肉の赤身部分や、かき・ほたてといった貝類が典型的です。このほか、若干含有量は劣るものの玄米ごはん・胚芽精米ごはん・納豆にも含まれています。」

番外:ビタミンと妊娠の関係

この記事では当初、カルシウム・亜鉛・鉄分について書くつもりでした。

しかし色々調べる中で、ビタミンDとビタミンEも不妊に大きくかかわるということがわかりましたので、番外編として追記したいと思います。

ビタミンD:体外受精で妊娠率が有意に上昇

妊活中の方はビタミンDという栄養素についても耳にしたことがあるかもしれません。

このビタミンDはダイレクトに妊娠率を左右することがわかっています。体外受精による妊娠に限った研究ですが、ビタミンD濃度が十分であれば不足しているケースと比較して妊娠率が有意に上昇したとの報告があります。

また、ビタミンDは上で取り上げたカルシウム濃度を上昇させる役割ももっています。

ビタミンDは日光に当たることによって体内で生成されます。しかし、現代人は紫外線を気にして直射日光を避けがちですし、オフィスワークだっだりすると日中全く外にでないなんてこともザラにありますよね。

このため、男女問わず不足していることが多いのがビタミンDです。日光に当たらなければならないといっても、なかなか生活習慣を変えることは難しいのが実情です。

したがって、葉酸サプリメントなどを飲む場合にはビタミンDも含まれたサプリを飲むのがいいのではと思います。

ビタミンDを摂取できる食品はあまり多くないですが、サケ、マグロ、サバ、メカジキやキノコに含まれています。

ビタミンE:不妊のラットから発見された抗不妊因子

ビタミンEは、1992年に不妊のラットを研究する中で抗不妊因子として発見されました。抗不妊因子ということは、つまり妊娠しやすくする因子がビタミンEということですね。

ビタミンEは単一の物質ではなく、8種類の物質の総称です。この8種類のうち抗不妊因子となり得るのはα-トコフェロールです。

なお食事から摂取する場合には、ナッツ類に多く含まれています。

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